3. ひまち日和
ひまち日和
作曲者:佐藤元、山口雄介(2012年)
皆さんおひまちって知っていますか?聞き慣れない言葉かもしれませんが、ひまちとは日を待つ、つまりお祭りのことです。
足久保でも50年ほど前までは、村の若者が朝から丸太で舞台を作り、夜には村人たちによる演芸が行われていました。
また絵や文字を描いた手作りの灯篭を沿道に並べ、夜道を照らしていました。何とも風情がありますね。
普段は農作業が忙しく話す機会の少ない若い男女にとって、おひまちは待ち遠しいイベントであったに違いありません。
おひまちの夜に新しい恋が芽生えたことも想像に難くないでしょう。
このおひまちを題材として、私たちの両親や祖父母の時代を思い浮かべながら創作した曲が「ひまち日和」です。
この曲はおひまちを楽しむ村人たち、若い男女の恋の駆け引きを桶胴太鼓で表現しています。
桶胴太鼓は軽く、機動力があるのが特徴です。担いだり踊ったりしながら演奏することができ、派手なパフォーマンスが魅力です。
でも…今はおひまちは、なくなったんでしょう?
いえいえ、実は数年前におひまちが復活したんです!現在は毎年10月中旬*に「おひまち灯ろう」祭りがここ足久保で行われています。
どこか懐かしい、個性あふれるあたたかいあかりを楽しみに、地元はもとより遠方からもたくさんの人が訪れてくださいます。
皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。お祭りの賑わいの中、甘酸っぱい恋のワンシーンが見られるかもしれませんよ。
*詳しい日程はブログ、Facebookをチェック!
(文 団長、綾)
作曲者:佐藤元、山口雄介(2012年)
皆さんおひまちって知っていますか?聞き慣れない言葉かもしれませんが、ひまちとは日を待つ、つまりお祭りのことです。
足久保でも50年ほど前までは、村の若者が朝から丸太で舞台を作り、夜には村人たちによる演芸が行われていました。
また絵や文字を描いた手作りの灯篭を沿道に並べ、夜道を照らしていました。何とも風情がありますね。
普段は農作業が忙しく話す機会の少ない若い男女にとって、おひまちは待ち遠しいイベントであったに違いありません。
おひまちの夜に新しい恋が芽生えたことも想像に難くないでしょう。
このおひまちを題材として、私たちの両親や祖父母の時代を思い浮かべながら創作した曲が「ひまち日和」です。
この曲はおひまちを楽しむ村人たち、若い男女の恋の駆け引きを桶胴太鼓で表現しています。
桶胴太鼓は軽く、機動力があるのが特徴です。担いだり踊ったりしながら演奏することができ、派手なパフォーマンスが魅力です。
でも…今はおひまちは、なくなったんでしょう?
いえいえ、実は数年前におひまちが復活したんです!現在は毎年10月中旬*に「おひまち灯ろう」祭りがここ足久保で行われています。
どこか懐かしい、個性あふれるあたたかいあかりを楽しみに、地元はもとより遠方からもたくさんの人が訪れてくださいます。
皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。お祭りの賑わいの中、甘酸っぱい恋のワンシーンが見られるかもしれませんよ。
*詳しい日程はブログ、Facebookをチェック!
(文 団長、綾)
2020年04月29日 Posted by 足久保太鼓 at 19:22 │Comments(0) │曲の由来
コロナに負けるな!!
こんにちは!足久保太鼓です!
コロナウイルス拡散防止の観点から、当面の演奏中止、全体稽古を自粛し、各自による『三密』の状態にならないよう自主稽古を行って落ち着いた時に皆さんに熱動を感じてもらえるよう頑張っています。
こんな時だからこそ新しい試みを実施していきます。
第一弾として、足久保太鼓では、この機会に団員各々で公開していた演奏動画を公式チャンネルとしてYouTubeで展開することとなりました。
昔からある、チャンネルの動画は一度見れなくなっていますが、下記チャンネルにて少しずつ動画を増やしていきます。
是非チャンネル登録をしていただき、盛り上げていただきたくお願い申し上げます。
https://www.youtube.com/channel/UCdDi0T_jb_JvzH07aPdBSYQ

コロナウイルス拡散防止の観点から、当面の演奏中止、全体稽古を自粛し、各自による『三密』の状態にならないよう自主稽古を行って落ち着いた時に皆さんに熱動を感じてもらえるよう頑張っています。
こんな時だからこそ新しい試みを実施していきます。
第一弾として、足久保太鼓では、この機会に団員各々で公開していた演奏動画を公式チャンネルとしてYouTubeで展開することとなりました。
昔からある、チャンネルの動画は一度見れなくなっていますが、下記チャンネルにて少しずつ動画を増やしていきます。
是非チャンネル登録をしていただき、盛り上げていただきたくお願い申し上げます。
https://www.youtube.com/channel/UCdDi0T_jb_JvzH07aPdBSYQ

2020年04月15日 Posted by 足久保太鼓 at 16:43 │Comments(0) │情報│足久保
2. 駿墨
駿墨(するすみ)
作曲者: 加藤貴彦 (2011年作曲 2018年リニューアル)
静岡市藁科地区に実在したとされる漆黒の名馬・駿墨(するすみ)をテーマとした、足久保太鼓を代表する名曲です。
当時のメンバーによる完全オリジナル曲で、2018年にリニューアルしています。
足久保から釜石峠を越えると、静岡茶の祖「聖一国師(しょういちこくし)」が生まれた集落があります。
駿墨はここで育てられ、かの源頼朝に献上されました(平家物語等 諸説あり)。
のちに*梶原景季(かじわらのかげすえ)に下され、1184年宇治川の戦いで佐々木高綱が有する白馬の名馬「*いけづき(生食)」と先陣を争ったといわれます。
敵陣の中を縦横無尽に走り回り、たくましく戦国の世を生き抜いた駿墨や当時の武将の生き様が力強い太鼓のリズムとともに溢れてきます。
前列に一列ずらっと並んだ長胴太鼓はさしずめ前進する武将達か、後ろに控える組太鼓と大太鼓はそれを鼓舞する援軍か…
思わず息を呑み、知らず知らず引き込まれてしまう。特に男性に人気のある曲です。
足久保太鼓のエンディングに必ず演奏される、毎回大きな拍手をいただく曲です。
*梶原景季ははじめ生食が欲しかったのですが、佐々木高綱に下げられてしまったので、代わりに駿墨がどうしても欲しくて頼朝におねだりしたそうです。手に入った時はさぞ嬉しかったことでしょう。
*いけづき(生食)は人でも動物でも何でもかじりつく血気盛んな、やはりたくましい馬だったそうです。
(文 団長、キョン、綾)
作曲者: 加藤貴彦 (2011年作曲 2018年リニューアル)
静岡市藁科地区に実在したとされる漆黒の名馬・駿墨(するすみ)をテーマとした、足久保太鼓を代表する名曲です。
当時のメンバーによる完全オリジナル曲で、2018年にリニューアルしています。
足久保から釜石峠を越えると、静岡茶の祖「聖一国師(しょういちこくし)」が生まれた集落があります。
駿墨はここで育てられ、かの源頼朝に献上されました(平家物語等 諸説あり)。
のちに*梶原景季(かじわらのかげすえ)に下され、1184年宇治川の戦いで佐々木高綱が有する白馬の名馬「*いけづき(生食)」と先陣を争ったといわれます。
敵陣の中を縦横無尽に走り回り、たくましく戦国の世を生き抜いた駿墨や当時の武将の生き様が力強い太鼓のリズムとともに溢れてきます。
前列に一列ずらっと並んだ長胴太鼓はさしずめ前進する武将達か、後ろに控える組太鼓と大太鼓はそれを鼓舞する援軍か…
思わず息を呑み、知らず知らず引き込まれてしまう。特に男性に人気のある曲です。
足久保太鼓のエンディングに必ず演奏される、毎回大きな拍手をいただく曲です。
*梶原景季ははじめ生食が欲しかったのですが、佐々木高綱に下げられてしまったので、代わりに駿墨がどうしても欲しくて頼朝におねだりしたそうです。手に入った時はさぞ嬉しかったことでしょう。
*いけづき(生食)は人でも動物でも何でもかじりつく血気盛んな、やはりたくましい馬だったそうです。
(文 団長、キョン、綾)
2020年04月04日 Posted by 足久保太鼓 at 21:23 │Comments(0) │曲の由来
曲紹介2
菜の花が落ち着いて、桜の季節ですね。
ここ足久保も、川沿いの桜並木が満開です。
足久保は大きな桜の木が多く、夜稽古に行く途中の夜桜がとても幻想的です。
世の中はコロナウイルスが猛威を奮っていますが、季節は変わらず流れていくようです。
ちなみに日本の山桜は100種類以上あるそうですよ。
さて今回は曲紹介の第2弾!足久保といえばこの曲。なんとこの曲を演奏したくて入団したメンバーもいます。
ぜひ曲の由来をご覧ください。
ここ足久保も、川沿いの桜並木が満開です。
足久保は大きな桜の木が多く、夜稽古に行く途中の夜桜がとても幻想的です。
世の中はコロナウイルスが猛威を奮っていますが、季節は変わらず流れていくようです。
ちなみに日本の山桜は100種類以上あるそうですよ。
さて今回は曲紹介の第2弾!足久保といえばこの曲。なんとこの曲を演奏したくて入団したメンバーもいます。
ぜひ曲の由来をご覧ください。